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ペイメントEXは「売上を高める決済システム」として開発された、
マーケティングエッセンスを凝縮した次世代型決済システムです。
銀行振込対応の概要と操作の流れ
ペイメントEXは、ペイパル決済をより簡単に、より便利に行えることによって、商品の売上をアップさせるためのシステムです。
しかし、お客様の中にはクレジットカードをお持ちでない方もいらっしゃるでしょう。
ですので、銀行振込とカード(ペイパル)決済のどちらかを、お客様が決済時に選択できるようにしておきましょう。
銀行振込対応の概要
ペイメントEXの銀行振込対応は、3つの機能で構成されています。
- お申込みフォーム生成機能
- 銀行振込でのお申込みがあった場合のお申込み確認メールや、確認画面の表示、お申込み完了画面の設定を行う銀行振込設定
- 販売管理での銀行振込管理
1つ目のお申込みフォーム生成機能では、下記の項目
- お名前
- メールアドレス
- 郵便番号
- 都道府県
- 住所1
- 住所2
- 電話番号
- クーポン
- 数量
- お支払い方法
これらを表形式のフォームに生成することができ、必要のない項目を削除し、順番を入替えることもできるようになっています。
2つ目の銀行振込設定では、商品確認画面の設定やお申込み完了画面の設定、またお申込み確認メールの設定を、商品ごとに行うことができるようになっています。
3つ目の販売管理での銀行振込管理では、お支払い方法で銀行振込を選択した申込者を、未入金もしくは、確認済みの方をそれぞれ一覧に表示することができます。
また、入金を確認した場合は、あらかじめ通信設定を行っておくことで、入金処理を行うと、入金ありがとうメールを自動で送信したり、メルマガへの自動登録、Basic認証への自動登録などの処理が行えます。
未入金でキャンセルがあった場合は、キャンセル処理を行うことで、販売管理のステータスを変更し、ネット商人Proと連動している場合は、追客の停止などを行うことができます。
操作の流れ
銀行振込にも対応するための流れは、以下の通りです。
(0)即時決済商品の登録をしよう
※銀行振込への対応は、即時決済商品への登録が済んでいることが前提となります。
(1)「銀行振込」の「新規即時データ」を設定する
(2)申込みフォームを作成して、販売ページに設置する
(3)入金の確認と、同時に自動でメール送信できる設定について
(4)銀行振込確認画面の見方
継続決済商品の銀行振込設定については継続決済商品の登録方法をご覧ください。
(1)「銀行振込」の「新規即時データ」を設定する
まずは、ペイパル決済用に登録した「即時決済商品」のデータを元に、銀行振込の「新規即時データ」を設定していきます。
左サイドバーの「銀行振込」→「新規即時データ設定」をクリックします。
商品名・支払タイプ・確認画面設定
商品名の欄は、「即時決済商品」に登録されている商品から選択することができます。
銀行振込に対応する商品をプルダウンから選択し、支払タイプを確認します。
銀行振込設定を作成した商品は、プルダウンには表示されません。
また、支払タイプの異なる商品も表示されません。
- 確認画面設定
- 確認画面テンプレートファイル名
確認画面を表示する:申し込みをした商品内容、購入者情報などの確認を行います。
確認画面を表示しない:商品確認、購入者情報の確認画面を表示させずに、次の画面へ移行します。
推奨 : 独自確認画面を表示しない
確認画面を表示する際に使うテンプレートファイルを指定します。
テンプレートファイルは、通常のHTML で作成できますので、商品ごとにオリジナルのファイルを指定することもできます。
サンプルのテンプレートも付属しています。
デフォルトテンプレート(即時決済、継続決済共用) confrim.html
即時決済専用テンプレート conf_buynow.html
継続課金専用テンプレート conf_subscr.html
尚、テンプレートファイルを指定しない場合は、環境設定で設定しているデフォルトのテンプレートが使われます。
よく分からない場合は、空白にしておいてかまいません。
銀行振込完了画面設定
※ここの設定方法は、「即時決済商品の登録をしよう」の「(5)決済完了画面設定」と同じです。
銀行振込お申込確認メール
銀行振込での申し込みがあった直後に自動返信メールを送信する場合は、ここで設定します。
銀行振込の場合、ペイパル決済とは違って、「申込み」=「決済完了」ではありません。
商品の発送やダウンロードセンター(購入者サイト)などの通知はここでは行わず、
このあとの「(3)入金の確認と、同時に自動でメール送信できる設定について」のところで行ってください。
(2)申込みフォームを作成して、販売ページに設置する
ペイパルには「名前」や「住所」などを入力するフォームが、決済画面についていますが、
銀行振込の場合は、ペイメントEXでフォームのタグを生成して販売サイトに設置します。
まずは「申込みフォームを生成」の「新規データ設定」を開きます。
「商品名」をプルダウンメニューから選択し、フォーム名を入力します。
「フォーム設置ページの文字コード」は、そのフォームを設置する販売ページなどの文字コードを調べて、チェックを入れます。
「確認画面用テンプレートファイルの文字コード」は、
申込み直後の「確認画面」をオリジナルのページにする場合以外は、そのままでかまいません。
「確認用テンプレートファイル」の欄は、申込み直後の「確認画面」をオリジナルのページにする場合に、
そのページのURLを入力します。
最後に「新規登録」をクリックします。
次に「フォーム内容編集」をクリックしてください。
まずは、フォームの外観を設定します。
- フォーム名
- 全体幅サイズ
- 文字サイズ
- 罫線色
- セル内余白
- 項目幅サイズ
- 項目背景色
- 値幅サイズ
- 値背景色
あらかじめ設定したフォーム名が表示されます。
フォーム全体の横幅の長さを設定します。
フォームの中で表示される文字のサイズを設定します。
罫線の色を、カラーコードで設定します。
余白、例えば、入力フォームと罫線との余白サイズを設定します。
項目名が表示される枠の横幅を設定します。
項目名が表示される部分の、背景色をカラーコードで設定します。
入力フォームが表示される枠の横幅を設定します。
入力フォームが表示される部分の背景色をカラーコードで設定します。
尚、項目幅サイズ+値幅サイズ ≦ 全体幅サイズ の関係である必要があります。
- 並び順
- 項目名
- 必須マーク
- サブ項目名
- フィールドサイズ
- サブ項目名
- 1カラム、2カラムの選択
- 1カラム フィールドサイズ
- 2カラム フィールドサイズ
- 初期値
- 1カラム、3カラムの選択
- 1カラム フィールドサイズ
- 3カラム フィールドサイズ
- プルダウン、ラジオボタンの選択
- プルダウン 初期値
- ラジオボタン
お申込みフォームを表示する際の、各フィールドの順番を設定します。
並び順を、“0”(半角ゼロ)にすると、そのフィールドは非表示になります。
数字は、小さい順から、上から下へ並べられます。
名前フィールドの名称を設定します。
必須マークを設定すると、この項目は必須項目になります。
名前を、姓と名、2つに分けて入力するフォームになるので、ここでは、“姓”と設定しています。
入力フォームの横幅を設定します。
名前を、姓と名、2つに分けて入力するフォームになるので、ここでは、“名”と設定しています。
郵便番号を入力する際、1つのフォームに入力してもらう場合は、1カラム、
“-”ハイフンで分けて入力してもらう場合は、2カラムを選択します。
1カラムの場合の入力フォームの横幅を設定します。
2つの設定がありますので、それぞれの入力フォームの横幅を設定します。
都道府県は、プルダウンで表示されますので、プルダウン枠にあらかじめ表示されるコメントを設定します。
電話番号を入力する際、1つのフォームに入力してもらう場合は、1カラム、
“-”ハイフンで分けて入力してもらう場合は、3カラムを選択します。
1カラムの場合の入力フォームの横幅を設定します。
3つの設定がありますので、それぞれの入力フォームの横幅を設定します。
支払い方法を選択する際に、プルダウンで選択してもらうか、ラジオボタンで選択してもらうかを設定します。
プルダウン枠にあらかじめ表示されるコメントを設定します。
カード決済を選択する場合、銀行振込を選択してもらう場合、それぞれのコメントを設定します。
- 画像の使用
- ボタン名称1
- 画像の選択
フォームの送信ボタンに画像を使うか、使わないかを選択します。
画像を使わない場合、HTML標準のボタンが表示されますので、ボタンに表示するコメントを設定します。
ボタンに画像を使う場合、ペイメントEXにボタン画像として登録している画像を使うことができますので、一覧から画像を選択します
最後に「設定」をクリックします。
プレビューをクリックすると、実際にフォームがどのように表示されるかが分かります。
設定を変更したら、一番下の「設定」をクリックしてから「プレビュー」を開いて確認してください。
一方、「HTMLタグ表示」は、上級者向けの機能です。
「フォーム内容編集」以上のカスタマイズを行いたい場合に使用します。
この時点でよく分からなければ、特に変更しなくても問題ありません。
フォームの設定ができたら、タグを販売ページに設置します。
販売ページにフォームが表示されればOKです。
(3)入金の確認と、同時に自動でメール送信できる設定について
銀行振込の場合、申込み=決済完了ではありませんので、
販売者の口座に入金があったことを確認する必要があります。
ここでは、申し込みがあってから、入金を確認した(決済が完了した)直後までの間に、販売者が行うことについてご説明します。
まず、申込みがあった直後、そのデータは「銀行振込確認」に表示されます。
このように、入金が確認できていないものが一覧で表示されます。
※この画面の詳しい説明は、この次の(4)銀行振込確認画面の見方をご覧ください。
と同時に、「販売管理」では、決済状況が「未確認」という表示がされます。
その後、販売者の銀行口座に入金されたことが確認できたら、
「銀行振込確認」画面で「入金」ボタンをクリックします。
すると、「銀行振込確認」画面からそのデータは削除されて、「販売管理」では決済状況が「確認済」に変わります。
さらに、この「入金」ボタンをクリックすると同時に、自動でメールを送信することができます。
入金確認と同時に、メールを自動で送信する方法
「通信設定」→「新規データ設定」をクリックします。
商品名を選び、ステータスは「銀行振込 決済確認」を選択します。
※購入者情報を外部メルマガに登録しない場合は「データをPOST送信する」にはチェックを入れません。
下の方にスクロールしていくと、「メール設定」という欄があります。
まずは「メールを送信する」にチェックをいれましょう。
そして、決済完了時に送信する文面を入力します。
最後に「変更確定」をクリックします。
(4)銀行振込確認画面の見方
- 販売管理/銀行振込確認
- 検索機能
- 連番
- 選択
- 「一括入金処理」、「一括キャンセル処理」を行う場合、該当者の選択にチェックを入れて、一括処理を行います。
- 受付日時/注文番号
- お名前/クーポン
- 商品番号/商品名
- 決済/決済状況
- 支払金額/支払期限
- 入金
- キャンセル
- 変更
- 一括入金処理ボタン
- 一括キャンセル処理
クリックすると、「販売管理」「銀行振込確認」それぞれの画面が開きます。。
検索は、「日付指定」「キーワード」「カテゴリ」「決済確認」などを組み合わせて行うことができます。
尚、銀行振込確認画面では、検索の対象は銀行振込の申込者のみになります。
決済確認には、「確認済」と「未確認」のステータスがあり、「未確認」が未入金の方になります。
購入者管理用の連番です。
申し込みの受付日時、注文番号です。
お申込み者のお名前と、クーポンを使った場合にはクーポンが表示されます。
お申込みになった商品番号と商品名です。
決済のお支払い方法を表示します。
決済状況が確認済の方は、処理が終わっている方、
未確認の方は、まだ入金確認もしくはキャンセルが確認できていない方になります。
請求金額と継続の方は支払回数、即時決済の方の場合は、購入数が()カッコ内に表示されます。
また、支払期限が下段に表示され、期限が過ぎると赤文字になります。
入金を確認したら、この入金ボタンをクリックすると入金処理が行われます。
入金処理を行うと、販売管理のステータスは、
・お支払情報の入金が、「確認済」になります。
・決済ステータスは、「決済済」になります。
・入金メールは、一応連動させていることを想定して、「送信済」になります。
また、入金日、更新日は、入金ボタンをクリックした日になります。
この処理に伴い、ワンタイムクーポンの発行、ID、パスワードの発行、Basic 認証の書換えなどが自動で行えます。
通信設定で、「銀行振込 決済確認」ステータスが設定されていれば、入金確認メールの送信、例えば、メルマガへの登録が行えます。上の「(3)入金の確認と、同時に自動でメール送信できる設定について」参照
このキャンセルは、入金前キャンセルの処理になります。
例えば、入金がなかった、支払期限が来る前にキャンセルになった、などです。
キャンセル処理が行われると、販売管理のステータスは
・お支払情報の入金が、「確認済」になります。
・決済ステータスは、「未決済」になります。
・受注情報は、「キャンセル」となります。
・キャンセルメールは、一応連動させていることを想定して、「送信済」になります。
また、キャンセル日、更新日は、キャンセルボタンをクリックした日になります。
この処理に伴い、Basic 認証の書換え処理も行われます。
ネット商人Pro と連動させている場合は、通信設定で「銀行振込 キャンセル」を設定することで、追客プランの解除が行えます。
「詳細」ボタンをクリックすると、申込者の詳細情報を参照する画面が開きます。
画面下部に、「入金」ボタン「キャンセル」ボタンがありますので、詳細画面でも処理を行うことができます。
ただし、詳細画面での修正と、入金処理、キャンセル処理を同時に処理することはできません。
選択でチェックが入っている方の入金処理をまとめて行います。
選択でチェックが入っている方のキャンセル処理をまとめて行います。
入金処理、キャンセル処理は、お支払情報の入金が「未確認」の場合のみ、実行できます。
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