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ペイメントEXは「売上を高める決済システム」として開発された、
マーケティングエッセンスを凝縮した次世代型決済システムです。
ペイメントEXのクロスセル機能
ペイメントEXでは、1つのある商品を購入しようとして決済まで進んだお客様に、
上位版や有料オプションセットの商品を紹介する「クロスセル」を、簡単に行うことができます。
ペイメントEXでクロスセルを行う場合のイメージ図
※PayPalの仕様上、即時決済商品のみクロスセル機能が利用できます。
通常は、Aと言う商品をカード決済で購入する際、商品Aの価格で与信を確認しますので、
決済の途中で、商品Bに変えることはできません。
ペイメントEXのクロスセル機能は、与信の確認をした後でも、決済の途中で他の商品に、選択しなおすことができる機能です。
その決済のときのみのオファーなどで、アップグレードした商品を提供することもできるわけです。
クロスセルの機能を使用する場合の流れは、以下のとおりです。
(1)クロスセルオファーする商品を、即時決済商品として登録する
(2)クロスセル設定を行う
(3)テストをしてみましょう
(4)クロスセルオファーページを複数作る場合について
※クロスセルオファーページのカスタマイズ方法については、クロスセルテンプレート編集方法をご覧ください。
(1)クロスセルオファーする商品を、即時決済商品として登録する
ペイメントEXでは、ショッピングカートのように、複数の商品を選択するような販売には対応していません。
そのため、クロスセルの際に複数の商品をセットで販売したい場合、
セットにしたものを1つの商品として「即時決済商品」に登録する必要があります。
例えば、上の図のように「商品A」を購入しようと申し込んだ際に、
クロスセルオファーとして「商品A」、「商品B」、「AとBのセット」の3種類のうちから選択してもらうようにする場合は、即時決済商品に「商品A」「商品B」「商品A+Bのセット」の3つの商品を、それぞれ登録しておきましょう。
(2)クロスセル設定を行う
左サイドバー「クロスセル設定」の「新規クロスセル設定」をクリックします。
- 商品名の設定
- メモの設定
- 最大与信金額の設定
- 確認画面テンプレートの設定
- 商品リストの設定
どの商品が購入されたときにクロスセルを行うか、該当する商品をプルダウンから選択します。
※継続課金商品では、クロスセル機能を使うことができませんので、ご注意ください。
ここで指定した商品は、登録画面の「復帰設定」にて、
「独自確認画面を表示する」にチェックを入れてください。
「独自確認画面を表示する」にチェックが入っていないと、
決済直後にクロスセルオファーページが表示されませんので、ご注意ください。
指定した商品の「変更/削除」ボタンをクリックして画面を開き、
「復帰設定」の欄で、「独自確認画面を表示する」にチェックを入れます。
一番下までスクロールして「変更確定」をクリックして保存します。
メモは一覧表示に表示されますので、設定内容がわかりやすいようにメモを入力します。
クロスセルを行う場合、最終的な決済金額が、最初に購入しようとした商品の金額より大きくなることもあります。
そのため、あらかじめクロスセルを行う商品の中で、送料等も含めた総額の最高額を設定しておきます。
※ペイパルでの与信時には、ここで設定された金額で決済の与信が行われます。
クロスセルを行う場合、通常の確認画面と異なり、複数の商品リストを表示し、選択できるようにする必要があります。
paymentフォルダの中には、デフォルトでクロスセル用のテンプレートファイル(conf_cross.html)が用意されています。
このファイルを使用する場合は、テンプレートの位置をf2pset.phpからの相対パスで指定しますので、
この場合は./conf_cross.html(/の前に.(ピリオド)が入ります)となります。
もしくは、クロスセル用のテンプレートファイルを参考に独自のものを作ることも可能です。
デフォルトのテンプレートは、商品についての説明などが全く記載されていませんので、
成約率を高めるためにも、独自のものを作成されることをおすすめします。
クロスセルを行う(確認画面で表示させる)商品を選択します。
ここでチェックを入れた商品が、決済確認画面でリスト表示されます。
例えば、このような形で設定を行います。
全ての設定が終わりましたら、“新規登録”ボタンをクリックします。
(3)テストをしてみましょう
では、実際にちゃんと動作するか、テストしてみましょう。
※ペイメントの商品設定で、「購入ボタンをテスト(sandbox)」にチェックが入っているか確認しておいてください。
ペイパルの決済画面では、まず最初に購入しようとした商品の情報が表示されます。
通常どおり、決済の手続きを行います。
ペイパル決済確認画面で「続行」をクリックします。
その直後、このようにクロスセルオファーページが表示されればOKです。
この時点では、まだ決済は完了していません。
下の「お支払」ボタンをクリックすることで、決済が完了します。
独自ページを作成される場合には、購入者が決済完了したと思って画面を閉じてしまわないよう、
「お申し込みはまだ完了しておりません。間違って閉じてしまわないようにご注意ください!」
といった注意書きを必ず入れておきましょう。
(4)クロスセルオファーページを複数作る場合について
クロスセルオファーページを複数作る場合は、paymentフォルダ内のconf_cross.htmlファイルをコピーして作成するとよいでしょう。
例えば、paymentフォルダの下に「cross」といったフォルダを作成して、
その中に、複数のクロスセルオファーページを保存しておいてもよいでしょう。
この場合、「クロスセル設定」の「確認画面テンプレートの設定」ではこのように設定します。
※これはあくまで一例ですので、必ずこのとおりにしなくてはならないわけではありません。
相対パスがきちんと設定できればOKです。
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「クロスセルオファーマニュアル」の関連ページ
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- ペイメントEXの追加オプションを設置する方法
- 継続決済商品の登録方法
- ペイメントEX追加オプションの機能の1つ、継続決済に関するマニュアル
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