「ペイメントEX」のWebマニュアルサイトとなっております。
ペイメントEXは「売上を高める決済システム」として開発された、
マーケティングエッセンスを凝縮した次世代型決済システムです。
ペイメントEX、設置までの流れ
ペイメントEXをサーバに設置する流れは、次のとおりです。
(1)本体ファイルを購入者サイトからダウンロード・解凍します
(2)サーバに「payment」フォルダをアップロードします
(3)ファイルの属性(アクセス権限・パーミッション)を変更します
(4)CRONの設定をします
サーバを使うのが初めての方にとっては、初めて見る用語もあるかと思いますが、
作業自体は決して難しいものではありません。
マニュアルに書かれてあるとおりに作業を進めていただければ、必ずできますので、
1つ1つ、確実に進めていきましょう。
(1)本体ファイルを購入者サイトからダウンロード・解凍します
ペイメントEXの注文完了メールにて
ペイメントEXの購入者サイトのURLと、あなた専用のログインID・パスワードをご確認ください。
メールに書かれたURLをクリックして、ペイメントEX購入者サイトへアクセスします。
このように、ユーザー名とパスワードを入力するウインドウが表示されます。
先ほどメモ帳などにコピー&ペーストしておいた
「ログインID」を「ユーザー名」の欄に、「パスワード」を「パスワード」の欄にそれぞれコピペします。
ペイメント購入者サイトが開いたら、サイドバーの「ペイメントEX ダウンロード」をクリックします。
「新規設置用ファイル」のダウンロードリンクをクリックします。
「保存」をクリックします。
パソコン上の適当な場所(デスクトップなど)にファイルをダウンロードします。
ダウンロードが完了したら、「ファイルを開く」をクリックします。
パソコンに解凍ソフト(+Lhacaなど)がインストールされている場合は、そのソフトの使用法どおりに解凍してください。
セキュリティのウィンドウが表示された場合は、「許可する」をクリックしてください。
このままでは、まだフォルダが圧縮されたままですので、「ファイルをすべて展開」をクリックして解凍します。
「展開」をクリックします。
「完了時に展開されたファイルを表示する」にチェックを入れておいた場合、自動的に下図のとおりフォルダが開きます。
「PEX10st」フォルダを開いてみてください。
「payment」と「complete」という2つのフォルダといくつかのPDFファイル・テキストファイルが表示されます。
(「complete」フォルダには、ワンタイムオファーを表示させるプログラムが入っています)
万が一、上記のとおりにダウンロードできない場合は、
無料の解凍ソフト(+Lhacaなど)をパソコンにインストールした後に、再度ダウンロードしてみてください。
次に、「ペイメントEX追加オプション」のファイルをダウンロード・解凍します。
(ペイメントEX追加オプション購入者のみ)
「追加オプション購入者サイト」より、「追加オプションダウンロード」をクリックします。
ファイルをダウンロードします。
ダウンロードしたzipファイルを、先ほどと同じ手順で解凍してください。
「PEX10st」と「PEX10op」という2つのフォルダができれば、ダウンロード完了です。
(追加オプションを購入されていない場合は「PEX10st」のみ)
(2)サーバに「payment」フォルダをアップロードします
「payment」フォルダを、ペイメントEXを設置したいサーバにFTPソフトでアップロードします。
FTPソフトは無料のものではFFFTPがよく使われていますが、ペイメントEXはアップロードするファイルの数が多いため、FFFTPでは非常に時間がかかりますし、うまくアップロードできない場合もあります。
FFFTP以外の無料FTPソフトでは、「FileZilla」が非常に速く、しかもアップロードに失敗することはほとんどありませんので、ここでは「FileZilla」を使ってサーバにアップロードする方法を解説していきます。
※「FileZilla」がパソコンにインストールされていない場合は、先にインストールを行ってください。
アップロードする先のサーバは、エックスサーバーを例に解説しています。
他のサーバをお使いの場合は、適宜置き換えて作業を進めてください。
FileZillaを開き、サーバに接続します。
トップディレクトリ(トップページ(index.html)のあるフォルダ)を開きます。
エックスサーバーの場合は「public_html」フォルダを開きます。
エックスサーバーのデフォルトで入っているファイルは削除しておきましょう。
この、デフォルトで入っている「index.html」が入ったままになっていると、アクセスした時にこのようなページが表示されてしまいます。
「payment」フォルダをアップロードします。
次に、「ペイメントEX追加オプション」のファイルをアップロードします。
(ペイメントEX追加オプション購入者のみ)
先ほどアップロードしたpaymentフォルダ内に、「PEX10op」内の「payment」フォルダに入っている全てのフォルダ・ファイルを上書きアップロードします。
「payment」というフォルダ名は自由に変更することができますが、本マニュアルでは「payment」というフォルダ名で説明をしておりますので、特に理由がない限りは、変更せずに進めてください。
フォルダ名を変更した場合は適当に置き換えてお読みください。
(3)ファイルの属性(アクセス権限・パーミッション)を変更します
「payment」フォルダ内の各ファイルの属性(アクセス権・パーミッション)を変更します。
※ペイメントEXのVer 1.1.1から、インストーラを利用して自動で設定を行う機能がつきました。
ここでは、
1.EXインストーラを利用して自動で設定を行う
2.FTPソフトを使って手動で設定を行う
の2つの方法を説明します。
まずは、1.EXインストーラを利用して自動で設定を行ってください。
ただし、ご利用のサーバーの環境によっては正しく動作しない場合もありますので、
その際は、2.FTPを使って手動で設定するのとおりに、FTPソフトを利用して設定をおこなってください。
1.EXインストーラを利用して自動で設定を行う
FileZillaの右側(サーバー側)の「payment」フォルダを開きます。
「install」フォルダを開きます。
「index.cgi」ファイルの上で右クリックし、一番下の「ファイルパーミッション」をクリックします。
属性を「700」に変更し、「OK」をクリックします。
「http://EXを設置したドメイン/payment/install/index.html」にアクセスすると、
下図のような画面が表示されますので、画面中央のURLをクリックします。
「追加オプション有りインストール」か「追加オプション無しインストール」のどちらかを選択します。
「インストール」をクリックします。
「変更なし」もしくは「成功」ではない表示があった場合は、
そのフォルダもしくはファイルのみを、次の「2.FTPを使って手動で設定を行う」のとおりに手動で設定してください。
2.FTPを使って手動で設定を行う
「属性変更」の方法をすでにご存知の方は、このあとの「ファイルの属性(アクセス権・パーミッション)の変更方法」をとばして、その下の表をもとに属性変更を進めてください。
ファイルの属性(アクセス権・パーミッション)の変更方法
ここでも「FileZilla」を使います。
サーバ側(右)の「payment」フォルダを開くと、下図のようになります。
「admin/button.dat」とは、「admin」フォルダの中の「button.dat」ファイルのことを指しますので、
まずは「admin」フォルダを開きます。
「button.dat」ファイルの上で右クリックし、「ファイルパーミッション」をクリックします。
「数値」を「666」に変更し、okをクリックします。
これで属性変更ができました。
1つ上のフォルダへ戻る場合には、一番上にある「・・・」フォルダをクリックします。
「clog」フォルダの上で右クリックし、ファイルパーミッションをクリックします。
「数値」を指定されたとおりに変更し、okをクリックします。
「customer/」フォルダと、その中に含まれる「count.bak」ファイル(customer/count.bak)
のように、フォルダとファイルそれぞれの属性変更を行う必要があるものもありますので、ご注意ください。
以上の要領で、下の表のとおり属性変更を行ってください。
フォルダ/ファイル名 |
属性(アクセス権・パーミッション) |
---|---|
admin/cm_sort |
755 |
admin/fdata |
777 |
admin/fdata/default.dat |
666 |
admin/bank.dat |
666 |
admin/button.dat |
666 |
admin/commodity.dat |
666 |
admin/commu.dat |
666 |
admin/count.dat |
666 |
admin/count_b.dat |
666 |
admin/count_bk.dat |
666 |
admin/count_c.dat |
666 |
admin/count_cm.dat |
666 |
admin/count_cr.dat |
666 ※追加オプション版のみ |
admin/count_f.dat |
666 |
admin/count_t.dat |
666 |
admin/coupon.dat |
666 |
admin/cros_item.dat |
666 |
admin/form.dat |
666 |
admin/post_item.dat |
666 |
admin/setaffili.php |
666 |
admin/settei.php |
666 |
admin/settei_bank.php |
666 |
admin/settei_mail.php |
666 |
admin/settei_pro.php |
666 |
admin/setup.php |
666 |
admin/temp.dat |
666 |
blog/ |
777 |
clog/ |
777 |
customer/ |
755 |
customer/count.bak |
666 |
customer/count.dat |
666 |
customer/customer.bak |
666 |
customer/customer.dat |
666 |
customer/temp.dat |
666 |
customer/tempa.dat |
666 |
customer/tempc.dat |
666 |
elog/ |
777 |
elog/extpost.log |
666 |
image/ |
777 |
img/ |
777 |
img/imgJs6eD2.gif |
666 |
log/ |
777 |
log/donvp.log |
666 |
log/err.log |
666 |
log/recunvp.log |
666 |
log/setnvp.log |
666 |
member/ |
755 |
member/htpasswd.bak |
666 |
member/htpasswd.txt |
666 |
plog/ |
777 |
rlog/ |
777 |
users/admin/count.dat |
666 ※追加オプション版のみ |
users/admin/data.dat |
666 ※追加オプション版のみ |
users/admin/settei.php |
666 ※追加オプション版のみ |
users/admin/settei_mail.php |
666 ※追加オプション版のみ |
users/admin/temp.dat |
666 ※追加オプション版のみ |
users/contact/admin/count.dat |
666 ※追加オプション版のみ |
users/contact/admin/data.dat |
666 ※追加オプション版のみ |
users/contact/admin/settei.php |
666 ※追加オプション版のみ |
users/contact/admin/settei_mail.php |
666 ※追加オプション版のみ |
users/contact/admin/temp.dat |
666 ※追加オプション版のみ |
users/dl.log |
666 ※追加オプション版のみ |
users/temp.dat |
666 ※追加オプション版のみ |
cancel.sh |
755 |
ot_count.dat |
666 |
ot_coupon.bak |
666 |
ot_coupon.dat |
666 |
temp.dat |
666 |
(4)CRONの設定をします
http://EXを設置したドメイン/payment/cronsetup.php へアクセスします。
(例:http://example.com/payment/cronsetup.php)
すると、「ペイメントEX CRON設定支援プログラム」という画面が表示されます。
「cancel.sh」ファイルの編集
ここでは「cancel.sh」というファイルの編集を行います。
まずは、パソコンに保存してある「payment」フォルダの中から「cancel.sh」ファイルを探し出してください。
このファイルを編集するために、「TeraPad」というソフトを使います。
※TeraPadがパソコンにインストールされていない場合は、先にインストールを行ってください。
TeraPadを開きます。
ここに、先ほど探し出しておいた「cancel.sh」ファイルをドラッグします。
「ペイメントEX CRON設定支援プログラム」の画面から、図のとおりコピーをします。
TeraPadに貼り付けます。
「cancel.sh」ファイル4行目の「/usr/local/bin/php」の部分は、お使いのサーバによって変更していただく場合がございます。
【エックスサーバーの場合】
まずは、PHPのバージョンを確認します。
この場合、「PHP5.1.6」となっています。
そして、PHP5.1.6のコマンドパスは、「/usr/bin/php5」となっています。
コマンドパスはこちらからご覧いただけます。→ http://www.xserver.ne.jp/man_program_soft.php
「/usr/local/bin/php」の部分を「/usr/bin/php5」に変更します。
「cancel.sh」の編集が終わりましたら、デスクトップなどの分かりやすい場所に保存します。
※ファイル名は変更しないでください。
※ファイル名が「cancel.sh.txt」となってしまう場合は、「ファイル名を変更」で「.txt」を削除してください。
FTPソフトを使って、パソコン上の「cancel.sh」を、サーバ上の「payment」フォルダに上書きアップロードしてください。
サーバ上でCRONを設定する
CRONの設定方法はサーバによって異なります。
このマニュアルではエックスサーバのCRON設定の方法を説明しています。
エックスサーバー以外のサーバーをお使いの方は、そのサーバーのマニュアルやヘルプ等をご確認ください。
「ペイメントEX CRON設定支援プログラム」の「(2)CRONの実行コマンドについて」をご覧ください。
CRONの設定には、この実行コマンドが必要となります。
では、ここからはエックスサーバーのCRON設定方法をご説明します。
エックスサーバーのコントロールパネルを開き、「Cron設定」をクリックします。。
「Cronの追加」をクリックします。
ペイメントEXでは、CRONを1時間毎に起動するように設定していただきます。
例:
月 日 時 分 実行コマンド
* * * 0 /home/EXを設置したドメイン/public_html/payment/cancel.sh 1> /dev/null
上記のとおり、各項目に入力していくと、このようになります。
入力ができたら、「Cronの追加」をクリックします。
確認画面です。「Cronの追加」をクリックします。
CRONの設定が完了しました。
「ペイメントEX」のWebマニュアルサイトとなっております。
ペイメントEXは「売上を高める決済システム」として開発された、
マーケティングエッセンスを凝縮した次世代型決済システムです。
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